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量子力学で実現した物理現象の例:

- 原子内部の素粒子の運動法則が正確に導かれた。
- 化学反応を原子や電子レベルで説明できるようになった。
- 光が粒子であることの発見。これによって日焼けが起きること、星が見えることがはじめて説明できるようになった。
- 固体が硬いことを説明できるようになった。
- エレクトロニクス技術の基礎となる理論が築かれた。
- 電子の反物質である陽電子を使うことでMRIやCTなどの医療機器が開発された。
- 超伝導、超流動、レーザー光線などの技術の基礎理論が導かれた。

量子力学から導かれた「不可解な現実」の例:

- エネルギー、長さ、速度、時間にはそれ以上分割できない最小単位がある。(プランクの量子仮説
- 物質の位置と速度、エネルギーと時間をそれぞれ同時に正確な値で決めることはできない。(不確定性原理
- 未来はどんなに精密に計算しても正確に予測することはできない。(関連記事
- 1つの電子が同時に複数の場所に存在することができる。(電子の二重スリットの実験
- 電子の位置は確率的にしか計算できない。(ボルンの確率解釈
- 反物質や負のエネルギー、絶対0度より低い状態があること。
- 完全な真空というものはないということ。(ディラックの海
- 現在の行為が、過去の状態を変化させてしまう。(観測問題
- 1つの粒子の変化が瞬間的に空間的に離れたもう1つの粒子に伝わる。(量子のからみ合い
- テレポーテーションが可能であること。(関連記事
- 時間の流れに矛盾する「原因と結果の逆転」がおきてしまう。(因果律の崩壊
- 今の状態と別の状態が同じ空間に共存してしまう。(パラレルワールドシュレディンガーの猫
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 古くから日本の組織では、偉くなった人が自分の気配を消して、若く優秀な人に実質的な権限をどーんと任せてしまう「そうせい候」システムと呼ばれる仕組みがあった。そうせい候の代表は、幕末の長州藩主毛利敬親である。藩士の進言を聞くと、すぐに「そうせい(そうしろ)」と言う口癖があったとのことから来るのだが、転じて、経験豊富な偉い人が、自分が最後に責任は取るのだけども、最も物事がよくわかっている若い人物に思いきって権限移譲(丸投げ)してしまうという方法のことを指す(代理システムと呼んだりもしている)。

 この方法では、功なり名を遂げた人物が上層部に居ることで組織は安定する一方で、実質的な意思決定は、物事がわかる人物によって果敢に遂行されるという良さがある。以前の日本企業では、この仕組みがかなり機能していた。

 しかしながら、この「そうせい候」システムは、“そうせい”と言う立場の人の肝が据わっていて、かつかなりの大局観がないと「そうせい」とは言えず機能しないのである。事業環境がそれなりに安定していたときには、過去の経験をもとに世界観が安定しており、危機察知なども可能だったので、普通の人でも「そうせい候もどき」くらいにはなれた。しかしながら激変する事業環境の下、またコンプライアンスや内部統制の強化という事情もあって、ほとんどの人は、「そうせい候」にはなれない。

 かといって、前線で体を張って頑張るわけでもなく、中途半端に現場に介在してくるから、老害の影響力は以前にもまして大きくなっているのである。

 本来、そうせい候にもなれず、現在のビジネスの最前線が理解できないような人は、組織の重要なポジションに居てはならないのである。

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プロデューサーとしてビッグピクチャーを描くことは、能力ではなく性格に起因するのかもしれないということ。あえて挑発的な言い方をすれば、大企業でプロデューサー人材が少ないのは、就職したら家族や親戚が喜ぶような大企業を就職先として選ぶ時点で、リスクのある新しいことをやりたがらない性格だからかもしれない。